ついに完成！　1Rマンションリノベ ＠ 平塚

@ 平塚 / 完成レポート

今回は “ついに完成！！”
ワンルームマンション・リノベーション＠平塚の最終レポートです。

◆ 前回の現場レポート第３弾は【こちら】
◆ 各所の下地組みが進んだ第２弾レポは【こちら】
◆ スケルトンからの施工 第１弾は【こちら】からご覧ください

いよいよ完成いたしました、平塚市内のワンルームマンションのリノベーション工事。

床上げそしてキッチンなどの水回りも施工が進み、

クロスや床材も張られ、玄関からの通路の上にはライティングレールとスポットライトの照明も取り付けられました。
壁の側面や天井をブラックに仕上げるだけでグッと建物内部の奥行き感が生まれ、
ワンルームの狭小さを感じさせない空間になりました。

■ キッチンスペースの驚くべき進化

前回レポートでは先行で木枠を塗装してクロス貼り前の下準備を待っていましたが…

内側にはレンガ調デザインクロスとシンプルなアイボリーのクロスで
スッキリと引き締まった印象のキッチンスペースに様変わり。
木枠の黒色塗装でメリハリのある引き締め効果絶大です。

前回までに、石膏ボードで壁にしっかりと継ぎ目を埋め込まれたスパイラルダクトは…

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ご覧ください！ こんなにスタイリッシュに。
まるでビストロの厨房さながらに変貌を遂げました。
天井照明の配線は鉄管配線にし、ダクトとイメージを合わせました。

　キッチン内側から室内を見渡す構図はどうなったのか…というと、

今回の施工でオイルステインで塗装を施した《ラーチ合板》をふんだんに使用した造作物が各所に散りばめられています。
塗装も現地で行い、壁面の棚や家具など職人さんの手仕事感が見られます。

◆ 棚板は玄関ポーチのシューズラックとして

◆ リビングの大型テレビボードもこの“ラーチベニヤ”にて壁面収納スタイルとして造り付けました。

無駄な出っ張りがなく、スッキリとした印象で使い勝手の良い収納棚となっています。

◆ そしてこんなところにもワンポイント的に…

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1Rマンションリノベ ＠ 平塚　Vol.3

@ 平塚 / 現場レポート

今回も引き続きワンルームマンション・リノベーション＠平塚のレポート第３弾をお届けいたします。

◆ 前回、下地組みが進んだ第２弾レポは【こちら】
◆ そして第１弾は【こちら】からご覧ください

マンション内部の様子は日々刻々と変わっていきます。

ほぼスケルトンとなっていた内部の状態でしたが、

キッチンを設けるための壁や床上げの下地工事が完了。

■ クロスを貼るための前準備まで工程は進んでいます

前回レポートではここまでの段階だったものが…

このように木枠部分を先行で塗装し、壁下地処理に進んで行きます。

居室空間にはオイルステイン塗装の木製棚を新設。

◆【 ポイント 】棚板や家具の素材と色を合わせて統一感を

このあと順調に施工は進み、室内・通路ともに劇的な変化が…！
次回はいよいよ完成レポートをお届します。

お楽しみに！

戸建リノベーション Ｏ様邸 ＠ 座間　Vol.2

@ 座間 / 現場レポート

日々寒さが深まる中、
こちら前回の解体中レポートから引き続き、座間市内の木造在来工法の戸建リノベーション・O様邸の施工もどんどん進められております。

本日も再び、現時点までの進捗状況をお届けします。

解体前のキッチンもシンクからユニット全てが撤去され、シンク上の棚も取り払われました。

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■ 大きく内部の様子が変わっていきます

タイトル画像にもなっているこちらのクロゼットは、
柱のみを残して後ろの部屋まで壁を解体し、大きく間口が開きました。

なんと、こちらにも“筋交い”が…

この場所は今後の施工でデザイン的にも構造的にも大きく表情が変わる部分となります。

次回にはこちらにどんな変化が見られるか、とても楽しみです。

こちらの邸宅は半三階建ての建物なのですが、
三階部分にあたる少し天井の低い屋根裏部屋は床が抜かれ、このように二階部より吹き抜けのような状態に…

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この吹き抜けの天井がどのように変わるのかが今後の見所です。

■ むき出しの梁から見えてくるもの

吹き抜けた天井の梁の上部には『火打（ひうち）』と呼ばれる斜めに留まった金具が見えてきました。
床構面の隅角部にかかる圧縮・引張に対抗するために取り付けられている補強のためのものです。

上から見てみるとこのように取り付けられているのがわかります。

ここで今回もまた、建築用語TIPSを少し…

【火打梁（ひうちはり）・ 火打金物（ひうちかなもの）】

土台や桁など，直交する水平部材を補強するための斜材で、
昔は『火打梁』と呼ばれ、木製の構造材（部材）でしたが
近年は既製品としてサイズなども幅広く対応しているこうした金属製のものが主流となっており、
《火打金物》と呼ばれ、様々な木造建築現場で使用されています。

（参考文献 ： コトバンクより）

ここから少しずつ、下地処理が行われ内装の施工が進められていきます。

建物内部の構造一つ一つが可視化される機会はそう滅多にあることではないので
一軒を支えているそれぞれの部材も改めて知ることのできる貴重な現場レポート。
いかがでしたか？

次回のリノベ現場レポートもお楽しみに！

1Rマンションリノベ ＠ 平塚　Vol.2

@ 平塚 / 現場レポート

先週 第一弾の現場レポを公開しました、
平塚のRC造（鉄筋コンクリート構造）ワンルーム・マンションのリノベーション。
週末に掛けて着々と進んだ進捗状況を再びお届けします。

前回では内装を取り払い、基礎構造が現れて既存の各配管がむき出し状態でしたが…

下の画像のように水勾配を取りながら排水管を切り回し、給水・給湯配管も切り回しました。

■ 一つずつ作業が進められ…

前回まではここまでで分断されていた換気ダクトも、
新たに繋がれスパイラルダクトを配管。

内部もそれに伴い少しずつ下地組みされて行きます。

床板も張られ、屋内のむき出しだった構造にだいぶ肉付けされて来ました。

■ 刻々と、着実に内部の様子が変わっていきます。

ここまで進んでみるとだんだん内部のイメージが湧いてくるようになりますね。

今週も引き続き当現場での施工は予定通り行われています。
次回のリノベ現場レポートもお楽しみに！

1Rマンションリノベ ＠ 平塚　Vol.1

@ 平塚 / 現場レポート

こちらはRC造（鉄筋コンクリート構造）ワンルーム・マンションのリノベーション事例をご紹介します。
この物件も11月に入ってからの着工です。

■ フロア続きのまっさらな状態に

これまではシンクやガス台などに繋がれていた水道管やガスの配管なども出現。
マンションのリノベーションや改装に際しては構造上どうしても動かせない配管等の設備も多々あり、こうしたことに十分配慮・考慮しながら設計・デザインします。

屋内天井に通された換気ダクトもひとまずはこの状態で小休止です。

戸建のリノベーションとはまた違った手法・工法で、
建物の構造や間取りなど様々な要素と向き合いながら工事が進みます。

マンション・リノベーションの内観はここからどのように変化していくのか？
引き続き次回のリノベ現場レポートをお楽しみに！

戸建リノベーション Ｏ様邸 ＠ 座間　Vol.1

@ 座間 / 現場レポート

空もだんだん高くなり、うろこ雲広がる秋がようやく到来。
久々にUPの現場レポートは、木造在来工法の戸建リノベーション。

座間市にあるこの物件での解体工事がこの11月から始まりました。

使い込まれたキッチンも家電や家具などを撤去し、
家屋内部の解体に備えます。

■ いよいよ解体がはじまりました。

天井や壁などを剥がし、
今まで見えていなかった木造住宅の構造を露わにしていきます。

天井の梁もむき出しに、
天井、壁ともにスケルトン状態になって行きます。

地道に解体が進められ・・・

■ このように『筋交い』が出てくることも・・・

【 “ 筋交い ” （すじかい）とは… 】
柱と柱の間へ斜めに入れて建築物や足場の構造を補強する部材のことを指します。
「筋交」「筋違」とも表記され、ブレース (brace) とも呼ばれます。
（Wikipediaより）

普段は見られないこうした光景も改めて目の当たりにすると
建築というものは奥深く、あらゆる視点から『住まうこと』への利便性だけではない、安全性や信頼度を高めるための構造や仕組みが張り巡らされているのだと、とても不思議で新鮮な気持ちになります。

この木造家屋がどのように今後生まれ変わって行くのか、
これからも順次更新予定のリノベ現場レポートをお楽しみに！